2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

鳥肌口碑

さてさて。懲りずにまた今日も紹介させていただきます。だって好きなんだもの。一気読みしてしまいました。 『怖い話はなぜモテる 怪談が時代を超えて愛される理由』稲川淳二 平山夢明著 情報センター出版局 このブログではおなじみの平山夢明さんと、稲川淳…

本棚

昨日のシュートはまさに、バコーーーーーン!!!て感じでしたね。 アジアカップ日本優勝。本当におめでとうございます。よかったよかった。 僕のMVPは長友選手です。本当にイカしてました。 さてさて。昨日の川上弘美さんに続いて、この人の日記本を紹介し…

機嫌のいい犬

昨日まで3連休をいただいておりました。ありがとうございます。というわけで、このブログも3日ぶり。何卒よろしくお願いいたします。 さてさて。先日紹介したこの本。 『東京日記 卵一個ぶんのお祝い。』 川上弘美著 平凡社 以前は『東京人』に連載されてい…

不道徳教育講座

昨日の閉店後、某大型書店に立ち寄りましてね。朝から晩まで本屋にいるくせに、また本屋ってな話ですが、まあ、本好きの性ということで。 これを買ってきました。 『非道徳教養講座』 平山夢明著 光文社 驚くべきことに、平山さんが妙齢の賢女子のために書い…

きみのかみさま

西原さんの本が読みたくなって、本棚から引っ張り出してきました。 『できるかなV3』 西原理恵子著 角川文庫 西原さんが体当たりでさまざまなことに挑戦する、好評シリーズの第3弾。 現在までに、『できるかな』『できるかなリターンズ』『できるかなV3』『…

ぼくんち

まずはお知らせから。 1月26日(水)、27日(木)、28日(金)と、3連休をいただきます。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。 さてさて。いよいよ2月5日から公開される、映画『毎日かあさん』。 前売り券を買ったら、こんなのがもらえました。…

USAカニバケツ

昨日紹介した『映画秘宝』の最新号に、町山智浩さんのベスト10も載ってました。 まだ日本で未公開の映画もランクインされてます。 そこで気になって再読してみました。この本。 『松嶋X町山 未公開映画を観る本』 町山智浩 松嶋尚美著 集英社 やっぱり面白い…

シネマ大吟醸

今年もついにこの季節がやってきましたよ。“爆選!映画秘宝ベスト&トホホ10!!”の発表です! 『映画秘宝』2011年3月号 洋泉社 詳細なランキングついては、読んでいただいてからのお楽しみということで。さすがは秘宝。納得のラインナップといえましょう。 …

ストレンジ・デイズ

いつも本当に良くしてもらっている年上の知人が、大量の本を送って下さいました。それはもう大量。 なにぶん独りで作業をしておりますので、実際に店頭に並ぶのはもう少し先になりますが、ぜひ楽しみにお待ち下さいませ。 その大量の本の中に入っていた1冊。…

ごくらくちんみ

意外に思われるかもしれませんが、昔から大の怖がりで、怖い話が大の苦手です。 ホラー映画なんてもってのほか。『映画秘宝』の紹介記事を読んだり、こういうのを聴くと観たくなったりもするのですがね。 http://podcast.tbsradio.jp/utamaru/files/20090808…

ざらざら

昨日紹介した、 『「超」怖ドキミオン 日々狂々、怪談日和』平山夢明著 竹書房文庫の読後感が何かに似てるなあと思ったらこれでした。 『東京日記 卵一個ぶんのお祝い。』 川上弘美著 平凡社 平山さんと川上さん。中身のテイストは全然違うんですけどね。現…

狂気な作家のつくり方

久々に登場していただきましょうか。平山夢明さん。 『「超」怖ドキミオン 日々狂々、怪談日和』 平山夢明著 竹書房文庫 2002年から2003年にかけてウェブで公開していた日記を、1冊にまとめたもの。 と、巻頭には記されています。 しかし、どこまでが事実で…

のほほん行進曲

地元の図書館で、“新春・初笑い”というコーナーが出来てました。そこで借りてきた本。 『鯛ヤキの丸かじり』 東海林さだお 文春文庫 以前このブログで食い意地の話を書きましたが、東海林さんは食い意地界の大家。大御所中の大御所ですね。 よって著書も多数…

おとうさんとおかあさんのけんか

昨日は定休日。というわけで、劇場で映画を観てきました。 記念すべき2011年の1本目はこれ。 『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』 原作は鴨志田穣さんの同名私小説。主人公のアルコール依存症との闘病生活と、それを見守る家族の姿が描かれます。 『酔いがさ…

ヘイ!ワイルドターキーメン

さてさて。しばらくミステリの紹介が続いたので、今日はちょっと気分を変えて。 『新・人間コク宝』 吉田豪著 コアマガジン社 プロ書評家・プロインタビュアーの吉田豪さんの、文字通り“コク”のある人達へのインタビューを集めた本です。まずもってその顔ぶ…

富豪刑事

3連休も終わり、穏やかな1日でしたね。 年末からの懸案事項もようやく終了。それが何かは恥ずかしくて、とてもじゃないですがここには書けません。 これも自分の怠惰さが招いたこと。反省することしきりであります。 さてさて。今日も麻耶雄嵩さんの本を紹介…

お目出たき人

本日は成人の日。街中で晴れ着姿の美女たちとすれ違いました。みんな楽しそうでしたね。 そういえば僕らの時代は、成人の日といえば1月15日でした。ずいぶんと昔の話です。 新成人のみなさん。おめでとうございます。ひとつお手やわらかにどうぞ。 そして本…

さてさて。昨日に引き続きまして、麻耶雄嵩さんの本を紹介したいと思います。 麻耶さんの大きな魅力として、“底意地の悪い感じ”を挙げました。それが思う存分味わえる本です。 [『神様ゲーム』 麻耶雄嵩著 講談社 講談社の『ミステリーランド』というシリー…

少女には向かない職業

みなさん、こんにちは。 眼がかゆくて、くしゃみが止まらないのですが、これってやっぱりあれですかね。 K・A・F・U・N。 花粉。ちょいと早くないかい?まあ、今年は例年の10倍の花粉が飛散するらしいですからね。みなさんもご用心くださいませ。 さてさて。…

古本屋探偵の事件簿

さてさて。年末年始に読んだ本のご紹介。 『蒼林堂古書店へようこそ』 乾くるみ著 徳間文庫 タイトルのとおり古書店が舞台の連作短編ミステリです。 蒼林堂古書店はミステリ小説が専門。そこの店長と常連客が、身の周りで起こる“日常の謎”について、推理する…

大好きな本

すっかり遅くなってしまいましたが、新年あけましておめでとうございます。みなさん、昨年中は大変お世話になりました。本年も何卒よろしくお願いいたします。 2011年は嬉しいニュースで幕を開けましたね。 サンセットからサンライズまで、終わらない曲でア…