おとうさんとおかあさんのけんか

昨日は定休日。

というわけで、劇場で映画を観てきました。


記念すべき2011年の1本目はこれ。


酔いがさめたら、うちに帰ろう。


原作は鴨志田穣さんの同名私小説

主人公のアルコール依存症との闘病生活と、

それを見守る家族の姿が描かれます。


酔いがさめたら、うちに帰ろう。』 鴨志田穣著 スターツ出版


監督・脚本・編集は東陽一さん。

僕の世代だと『サード』が印象的ですね。

森下愛子さんのそれはもう美しいことよ。


鴨志田さんをモデルにした主人公、

塚原を演じるのは浅野忠信さん。

 
浅野さんの演技を観るのは久しぶりでしたが、

力の抜けかたが半端じゃない。

芝居がかったところが全くなくて、

これが地なんじゃないかと思うほど。


殺し屋1』の垣原役もスゴかったですが、

今作はそれ以上です。


原作はどちらかというと軽妙な描写で、

淡々と話が進んでいくのですが、

それは映画も同じ。


お涙頂戴とばかりに、ことさらに盛り上げることなどせず、

非常に好感の持てる映画です。


京都での上映は本日で終わりですが、

まだまだこれから公開される地域もあります。

http://yoisame.jp/

ぜひご賞味下さいませ。


他にも、


毎日かあさん』、
http://kaasan-movie.jp/


『相棒2』、
http://www.aibou-movie.jp/


『キックアス』、
http://www.kick-ass.jp/index.html


冷たい熱帯魚』、
http://www.coldfish.jp/index.html


そして『玄牝』。
http://www.genpin.net/


などなど。

観たい映画が目白押し。


今年は1本でも多く劇場で映画を観るのだ。


そうそう、映画といえばこんなのもありますよ。

今週の『キラ☆キラ』での町山智浩さんのコラム。

朝の電車で半分寝ながら聴いていたのですが、

ある瞬間でガバッと目を覚ましました。


まさに、事実は小説より奇なり。

http://podcast.tbsradio.jp/kirakira/files/20110114_machiyama_pate.mp3

こちらもぜひご賞味下さい。