今日は久しぶりに本の紹介をさせていただきます。
最近読んでいる本。
『疲れすぎて眠れぬ夜のために』 内田樹著 角川文庫
内田樹さんは多作でも知られており、
これらの著書はその年のベストセラーに。
『下流志向─学ばない子どもたち、働かない若者たち』
この本は2010年度の新書大賞にも選ばれましたね。
書店にいけば著作がずらりと並んでいます。
しかし我ながらお恥ずかしい話ですが、
今までにただの一冊も手に読んだことがありませんでした。
今回読むに気になったのは、
こちらで紹介されたから。
http://podcast.tbsradio.jp/kirakira/files/20110413_op.mp3
TBSラジオ『小島慶子のキラ☆キラ』 4月13日オープニング
う〜ん、たしかに。
福島第一原子力発電所の事故以降の、
ある種の居心地の悪さ。
みんな何となく他人事というか、
自分も被害者なのに矢面に立たされている、
そんな風に見えるのですよ。
みんなの命を預かっているという覚悟、
重大な事故を引き起こしてしまったという意識が、
決定的に欠如している。
それはなぜか?
まだ半分ほどを読み終わっただけですが、
語りおろしというだけあって、
非常に読みやすくなっております。
苺にかぶりついてる菅総理の呆けた顔。
どうしてそんな顔でいられるのか、
その理由が知りたい方。
ぜひご賞味下さい。