油断してたら一ヶ月なんてすぐですね。
今月も出ました。
この日ばかりは少し早起きして、
朝一番に本屋に駆け込むのです。
今月号の表紙は、ウォンビン。
韓国が世界に誇る男前です。
女性誌ならまだしも、なぜ秘宝にイケメンが・・・?
と思ったのは僕だけではないはず。
その疑問は特集を読んで氷解しました。
今月号の特集はズバリ、
「危なく楽しい暴力映画を、古今東西総まくり!
バイオレンスアクション大百科」。
ウォンビンの新作は『アジョシ』といって、
これが韓国では成人指定を喰らったほどの、
超ハードバイオレンスの傑作だそうで。
『アジョシ』 イ・ジョンボム監督
ガンアクションが、めちゃくちゃバツグンですYO!!
そしてなんといっても本特集の白眉は、
「気鋭の暴力小説家によるバイオレンス映画エッセイ」。
中でも戸梶圭太が語る、
『L.A.大捜査線/狼たちの街』が秀逸。
トカジ曰く『LA大捜査線』は、
「『まさに誰一人好きにさせず、
見る人に嫌な思いをさせる』
ことに本気で挑んだ映画」。
『L.A.大捜査線/狼たちの街』 ウィリアム・フリードキン監督
『エクソシスト』で知られるフリードキンの、
底意地の悪さが全開の作品。
久しぶりに観返したくなりました。
他にも「ありがとう、俺たちの原田芳雄」、
「アメリカン・コメディの現在」など、
今月も捨てページなしで、たったの税込み1050円。
くだらない自己啓発本を買うくらいなら、
こっちのほうが百万倍人生の糧になるってもんですよ。
ぜひご賞味下さい。