自由とは、選び取ること

祝!新成人!!


若いみなさんにはますます生きにくい世の中かと思います。

ともすれば厭世的な気分になることも多いことでしょう。


それでも。

それだからこそ。


日々を目一杯楽しくお過ごしください。


あせらず。

くさらず。

好きなことにはお金を惜しまず。


新成人のみなさんのこれからの人生に、

気持ちのいいことがいっぱいありますように。


今日のおすすめ本。

成人の日はやっぱりこれでしょう!

2015年1月12日はこちらです。


『恋と股間


杉作J太郎著 イーストプレス

なぜなら、あらかじめ持てるものを持っている恵まれた人間も、

相手を得るためのし烈な争いに勝ち残る人間も、結果としては

全体のほんの一部だという世の中なんですから。あとは男も女も、

実際には大部分が競争の場からはじきとばされていたり、

そもそも最初から競争には参加させてもらえなかったり、

といった具合になっていますよ。

(中略)

それもこれも、みんな「お金」「経済」が大なり小なりからんでくる話で

「お金を持っている人が偉い」という一元化した価値観を身をもって

現せる人以外は、みんないま厳しいことになっているんです。

 でも、まあ、「価値観」っていうのはある意味「思い込み」

ですからね。「オレはその価値観では勝負ししないよ」

「価値観が一つしかないって誰が決めたんだ?」って言うことが

できたらいいと思うんですよ、本当は。

 そういう「別の価値観」というのが探せばあるはずなんですけど、

みんなで乗っかっているいまの価値観の土俵から、自分だけ下りるのには

すっごい勇気がいる。だから、惨めな気分のままでも、半信半疑なままでも、

どうにかしてそこの競技ルールにそって何かを得ようとするんでしょう。

 しかし、そもそもがその土俵上では大半の人間が金星も白星も

あげられない仕組みになっているんですから、どうせなら早く

そのことに気づいたほうがいいです。

(中略)

 いまは思いがけず、ビッグ・チャンスな時代かもしれません。

なにしろ、思い切って下りてみた土俵の下は、まだ誰も手をつけていない

スペースが広がっているんですから!

(本文より)


こちらはイーストプレス刊の復刊版。

杉作局長直筆の署名入りでございます。


信販売もさせていただきますので、

お気軽にお問い合わせくださいませ。

69fabulous@gmail.com


日々の“おすすめ本”から、

貴方のお気にいりの一冊が見つかりますように。