他者の苦痛へのまなざし

「美しい」の基準は人それぞれでしょうが、

誰もが楽しく暮らせないようなら、汚いほうがよっぽどまし。

そんな美しさはすぐにメッキが剥げますよ。


今日のおすすめ本。

2014年3月9日はこちらです。


『韓国人と日本人 双対文化のプリズム』

金容雲著 サイマル出版会


 民族をひとつの単位して考えると、その個性なるものは、長所、短所であり、

ちょうどあざなえる縄のようなものとみられる。長所がときには災いをもたらし、

当然、短所に変わるところもある。(中略)

 今日の私たちにとって大事なことは、長所、短所をきめつけることではなく、

それらの民族性が形成された歴史的過程を明らかにし、それを通じて、

これからの生き方をよく考えることであろう。(中略)

 民族性に優劣はない。いや、それはもしろ風土的条件と歴史的体験からかちえた

「民族の知恵」とさえもいえる。

(本文より)


こちらは現在絶版となっております。

信販売もさせていただきますので、

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69fabulous@gmail.com


日々の“おすすめ本”から、

貴方のお気にいりの一冊が見つかりますように。