不味い!

誠に勝手ながら24日(土)は15時閉店、

また25日(日)は店休日とさせていただきます。

ご迷惑をお掛けいたしまして申し訳ありません。

なお22日(木)は営業いたします。

また20日(火)、21日(水)、22日(木)は、

20時まで営業いたします。

何卒よろしくお願いいたします。



今日のおすすめ本。

2015年10月19日はこちらです。


『ぶっかけ飯の快感』

小泉武夫著 新潮文庫


 ライスカレーが正しいとか、いやカレーライスのほうが正解だとかいった

平和な論争に決着がつかないのもよろしい。要は炊いたご飯にカレーをかけて、

「ハーハー」言って食べるものであって、けっしてパンやヌードルにかけて

食べはしないのだから。そのパンやヌードルを食っている民族を粉食民族といい、

日本人のようにご飯粒を食っている民族を粒食民族といいますが、カレーはまさに

この粒食民族のためにのみ発明されたものであると都合よく考えれば、先ほどの

論争はそれで終了になるはずです。

 さてこの「悪魔のライスカレー」はなぜ悪魔なのか。

(中略)

 十九世紀末の西欧に、「悪魔主義(satanism または diabolism)というのが

流行しました。好んで醜悪、頽廃、恐怖などの中に美を見出そうとするもので、

その代表がポー、ボードレール、ワイルドであることぐらいは、ちょっとした

奴なら知っています。

 このカレーは、その主義の復活版なのだと大げさに考えながら、心ゆくまで

この悪魔のカレーを毎日毎日食べてみましょう。そうすると、あなたはきっと

肥えに肥え続けて肥満になる。そこだ、その肥満の中に美を見出しなさい。

それが悪魔主義の実践なのですぞ。

(「悪魔のライスカレー」本文より)


悪魔のライスカレーの正体やいかに?!

ぜひ本書を読んでお確かめください。


こちらは初版本で現在絶版となっております。

信販売もさせていただきますので、

お気軽にお問い合わせください。

69fabulous@gmail.com


日々のおすすめ本から、

貴方のお気にいりの一冊が見つかりますように。




The Birthday NEW ALBUM『BLOOD AND LOVE CIRCUS』。


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