やぶへび

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今日のおすすめ本。

2014年1月8日はこちらです。


新宿鮫』 

大沢在昌著 カッパノベルス


 警官が身内意識をもつのは、社会からの疎外感からゆえである。

職業の特殊さが、どうしても、社会の外での、警察官を孤立させる。

おそらくそれは、いつの時代になっても、どこの国でも、

かわらないだろうと、鮫島は思っていた。(中略)

 かわらないことを知りながらも、鮫島は、変化を願っていた。

変化は、外圧では決しておきえない。

警察がかわるためには、ひとりでも、自分のような警官が

警察にいつづけることが必要なのだ。(中略)

鮫島はふたつの戦いを背負っていた。

 犯罪との戦いと、ゆがんだ警察機構との戦いだ。

(本文より)


新書版は現在絶版となっております。

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日々の“おすすめ本”から、

貴方のお気にいりの一冊が見つかりますように。