誇りと復讐

Fabulousでは写真展『IRONY』を、

2月29日(水)まで開催中です。 

http://konitan0207.blogspot.com/

https://twitter.com/#!/konita_n


神戸在住のアマチュアカメラマン小西広恵さんが撮影した、


耽美で淫靡で甘美な世界。

この機会にぜひご覧ください。


さてさて。

また同じ話かと辟易されてしまっては本末転倒、

元も子もありませんが、これも作品を愛するがゆえ。

ひとりでも多くの方に観ていただきたいがゆえでございます。


そう、『ドラゴン・タトゥーの女』。

http://www.dragontattoo.jp/site/


一昨日の定休日に観てまいりました。

これで3回目。


最近はヒマさえあれば『ドラゴン・タトゥーの女』のことを考えている、

といっても過言ではありません。


正確にいえば、リスベットのことを。



パンフレットに掲載されている、フィンチャー監督のインタビュー。

前にも書いたとおりインタビュアーは町山智浩さんです。

そこでフィンチャー監督は原作のヒットの理由を、

「美しいラブストーリーでもあったから」

だと答えられていました。


僕が本作に惹かれる理由も、まさにそこなのだと思います。


ミカエルに対する不器用な感情表現。

リスベットの一挙手一投足が、愛おしくて愛おしくて。

これはもう完全に恋ですね。


ミステリ映画ということで二の足を踏まれている方が、

おられるかもしれません。

目を背けたくなるような場面もあるかと思います。


それでもなお。

スクリーンで観るべき傑作であることは間違いありません。



フィンチャー監督もこのようにおっしゃっていますしね。


みなさんもリスベットに逢いに、

ぜひお近くの劇場へ足をお運びください。