野性の証明

Fabulousでは写真展『IRONY』を、

2月29日(水)まで開催中です。 

http://konitan0207.blogspot.com/

https://twitter.com/#!/konita_n


神戸在住のアマチュアカメラマン小西広恵さんが撮影した、

耽美で淫靡で甘美な世界。

この機会にぜひご覧ください。


今日も『映画秘宝』の話をさせていただきます。


映画秘宝』 2012年4月号 洋泉社

http://www.eigahiho.jp/


毎月の特集記事はもちろん、連載記事も充実の『映画秘宝』。

町山智浩さんを始め、多彩な執筆陣が連載をされています。


今月号で特に面白かったのは、

江頭2:50のパニック・イン・エイガ館」。

江頭2:50さんが毎月1本の映画を紹介するというこの頁、

数えることすでに31回目です。


今回のお題は『哀しい獣』。


http://www.youtube.com/watch?v=R3oRqtFDjdI:MOVIE

『哀しい獣』 ナ・ホンジン監督


江頭さんはこの作品の主人公グナムの行動を称して、

「男がケジメをつける映画」として、

『グラントリノ』『ワイルドバンチ』等の映画と、

同じ系譜に位置づけておられます。


たしかに!

それは燃えるわけですね。


僕が「ケジメをつける映画」で思い出したのはこの作品。

男ではなく見目麗しい女性ですが。


http://www.youtube.com/watch?v=CDifIziUaw0:MOVIE

『二代目はクリスチャン』 井筒和幸監督


また江頭さんはミョンという登場人物について、

「惚れない男はいないからな!」と、

ミョンの生き様とファッションを絶賛されています。


『哀しき獣』を観た方ならおわかりかと思いますが、

江頭さんの絶賛も納得。

完全にグナムを食うほどの活躍ぶりです。


江頭さん自身がミョンに扮した写真も掲載されていて、

これがまた秀逸。

何回見ても笑ってしまいます。

ぜひ『映画秘宝』本誌でご確認ください。


でないと「手斧でドーン」とされちゃいますよ。