オートバイ少女

Fabulousでは写真展『IRONY』を、

2月29日(水)まで開催中です。 

http://konitan0207.blogspot.com/

https://twitter.com/#!/konita_n


神戸在住のアマチュアカメラマン小西広恵さんが撮影した、

耽美で淫靡で甘美な世界。

この機会にぜひご覧ください。


昨日ご紹介させていただいた未読の本の山。

それらを横目に、またまた彼女に逢いにきてしまいました。


『ミレニアム2 火と戯れる女』

スティーグ・ラーソン著 ヘレンハルメ美穂 ・山田美明訳 
ハヤカワ・ミステリ文庫


「彼女」が誰かは、みなさんもうご存知でしょう。

本作の主人公 、リスベット。

まあ、早い話がルーニー・マーラ嬢ですね。



カッコよすぎるぜ!


いきなり『火と戯れる女』から読み直しているのも、

映画の続きがたまらなく観たいから。

脳内で補完しているのですよ。


もちろんデヴィット・フィンチャー監督、

ルーニー・マーラ嬢とダニエル・クレイグの主演で。


本作を読むのはこれで3回目ですが、

その面白さはいささかも減じることがありません。

むしろキャラクターへの感情移入が深くなっている分、

7割り増しといったところでしょうか。


そうそう。

これは老婆心からいわせていただくのですが、

このハヤカワ・ミステリ文庫の装幀。


いくらなんでも地味すぎやしませんかね。


せめて映画が公開されている今の時期だけでも、

映画版のビジュアルをドーンと打ち出せばいいのに。

往年の角川文庫の臆面のなさと外連味を、

見習っていただきたいと思います。


ともあれ僕のリスベットブームはまだ続きそうです。

よろしければ、しばしお付き合い下さいませ。