さてさて。
『SmaSTATION』というテレビ番組内の、
「月イチゴロー」というコーナーをご存知でしょうか。
希代の暴君松平斉韶が毎月1回5本の新作映画を観て、
その順位をつけていくというもの。
昨晩がちょうど今月の放送日だったのです。
そこで『ドラゴン・タトゥーの女』が1位に選ばれました。
http://www.dragontattoo.jp/site/
よっしゃあ!
でかした斉韶!!
時々ビックリするような作品を1位に選んだりするので、
内心ドキドキしながら観ておりましたが、
よくやった!!!
これで少しでも観客動員が増えればもうけもの。
今日の上映館が満員御礼であることを切に祈ります。
『ドラゴン・タトゥーの女』はパンフレットも秀逸。
「この白紙は、保護の為のものです」と書かれた、
真っ白のカバーがかけられているのですが、
まるで一面に雪の積もったスウェーデンの景色のよう。
これは日本独自の仕様なのでしょうか。
もしやデヴィット・フィンチャー監督のこだわり?!
実に面白いです。
それとフィンチャー監督へのインタビューが実に的確で、
かゆいところに手が届くなあと思っていたら、
インタビュアーが町山さんでした。
あのシーンがCGだったなんて・・・。
もはや畏怖すら感じますね。
今回フィンチャー版の映画を観られた方は、
原作、そしてスウェーデン版との相違点が気になるかと思います。
そんな方には今月号の『映画秘宝』がおすすめ。
「完全ネタバレ御免!!」として、3つの作品が徹底比較されているのです。
副読本として、お手元にどうぞ。
みなさん。
拙文でこの作品に少しでも興味を持っていただけましたでしょうか。
観にいこうかどうか、まだ迷われている。
では、最後に動画をひとつ。
このオープニングを大きなスクリーンで観るだけでも、
1800円の価値はあると思います。
ぜひとも劇場に足をお運びくださいませ。