覚えていない

まずはお知らせから。

今週は変則的な営業になります。


2月9日(水)  17時閉店

2月10日(木) 定休日

2月11日(金) 臨時休業

2月12日(土) 臨時休業

 
ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。

何卒よろしくお願いいたします。




何の気なしに手に取った本。

しばらく読み進めるや、やおら本の頁を閉じ、

しばし黙考。

すっと姿勢を正し、じっくりと腰を据えて読み返す・・・。


みなさんにも経験がおありではないでしょうか。

この本がまさにそれでした。


佐野洋子対談集 人生のきほん』

佐野洋子 西原理恵子 リリーフランキー著 講談社


佐野洋子さんはエッセイを何編か読んでいた程度。

そこでは知的で皮肉屋な女性という印象でした。


この絵本の作家さんだったと気付いたのは、

ずいぶんとたってから。

我ながらあきれた話です。


『100万回生きた猫』 佐野洋子著 講談社


そんな佐野さんと西原さん、リリーさんとの対談集。

リリーさんから読み始め、まだ途中ですが、

思わず姿勢を正してしまうほどの面白さ。


特にお二人のご家族の話。

リリーさんの、“おかん”。

佐野さんの、“シズコさん”。


佐野さんは2010年10月に逝去されました。


それでも書かれた本は残る。

遅ればせながら、これから読ませていただきます。


ぜひご賞味下さい。