名画に隠された「二重の謎」— 印象派が「事件」だった時代

今日のおすすめ本。

2014年2月8日はこちらです。


『印象はこうして世界を征服した』

フィリップ・フック著 中山ゆかり訳 白水社


 二十一世紀の初頭にいる私たちは、新しいアートがもたらすショックには

すっかり慣れっこになってしまった。もはやショックであることすら、

ほとんどない。しかし印象派は、絵画とは何であるかという考え方について

劇的な革命を行ない、それを大衆に突きつけた最初の画家たちだった。

そのような革命は、それ以前には一度もおきたことがなかった。

したがってそのときにはまだ、人々は自分が目にした絵に対して

どのように反応すればいいのか、それを表現できる言葉をもっていなかったし、

ましてそれを理解するどころではなかったのである。

(本文より)


こちらは初版本となっております。

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