今日のおすすめ本。
2014年2月8日はこちらです。
『印象はこうして世界を征服した』
フィリップ・フック著 中山ゆかり訳 白水社刊
二十一世紀の初頭にいる私たちは、新しいアートがもたらすショックには
すっかり慣れっこになってしまった。もはやショックであることすら、
ほとんどない。しかし印象派は、絵画とは何であるかという考え方について
劇的な革命を行ない、それを大衆に突きつけた最初の画家たちだった。
そのような革命は、それ以前には一度もおきたことがなかった。
したがってそのときにはまだ、人々は自分が目にした絵に対して
どのように反応すればいいのか、それを表現できる言葉をもっていなかったし、
ましてそれを理解するどころではなかったのである。
(本文より)
こちらは初版本となっております。
通信販売もさせていただきますので、
お気軽にお問い合わせくださいませ。
69fabulous@gmail.com
日々の“おすすめ本”から、
貴方のお気にいりの一冊が見つかりますように。
『DONUT』VOL.5 好評発売中です!
いまお買い上げいただいた方には両A面ポスターをお付けしております。
せひお早めにお買い求めください。