このブログをお読みいただいている方は、
もうご存知でしょう。
RUDE GALLERYから新しいコラボレーションアイテムが発売されます。
そのお相手は、何と石橋凌さん。
http://www.rude-blog.com/2011/12/post_65.html
http://www.rude-blog.com/2011/12/rude_galleryt.html
これは凄いですよ。
巷に「ROCK」を売りにするブランドは数多とありますが、
凡百のブランドには到底真似出来ないでしょう。
これこそRUDE GALLERYのRUDE GALLERYたる所以。
気骨と矜持を感じます。
僕が初めて石橋さんを知ったのはこの作品でした。
石橋さんといえば今では役者としての印象が強いと思いますが、
本格的な俳優活動はこの作品が初めて。
松田優作さんの生涯で、唯一の監督作品です。
http://www.dailymotion.com/video/xfjqwr_yyy-y-yyyyy_shortfilms
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公開当時はあまり評判になりませんでしたが、
僕は取り憑かれたように、この映画のことばかり語っていました。
十七歳の秋のこと。
今あらためて観ても、その演出と発想の冴えには驚かされます。
例えばポール牧さん演じる、ヤクザの幹部の不気味な存在感。
芸人にあえて酷薄な人間を演じさせるといった演出は、
北野映画の先駆けでした。
早すぎた傑作。
後年、自分の買ったオートバイが、
この映画で優作さんが乗られていたものと同じ車種だとわかった時は、
本当に嬉しかったなあ。
エンディングで流れるのはこの曲。
優作さんと石橋さんの共演作を、
もっともっと観たかったです。
ちなみにこの映画の併映は、
実写版『めぞん一刻』でした。
主演は石原真理子さん。
そんな時代もあったのです。