17歳のための読書案内

昨日ご紹介した『京都読書さんぽ』。

Fabulousも掲載していただいております。


『京都読書さんぽ』 アリカ編著 光村推古書院


そこで店の紹介や店内写真などと併せて、

「店主オススメの3冊」を選ばせていただきました。


そのうちの1冊。


『恋と股間』 杉作J太郎著 理論社


僕が2010年に読んだ本の中でいちばん面白かった本。

僕がこの本をどのくらい偏愛しているかは、

こちらをお読みいただければと思います。


http://d.hatena.ne.jp/fabulous69/20101011


http://d.hatena.ne.jp/fabulous69/20101013



古今東西、名著といわれる作品には、

読むたびに新しい発見があることが

必須条件として挙げられると思います。


その意味において本書はまさに、

名著の名に恥じません。


今回読み返して、いちばん心に残った文章。


「『わからない』ものに対してこそ、

 僕たちの『思いやり』と『想像力』は試されて、

 鍛えられるんです」


杉作さんの著書では、これも入荷してきました。



『男の花道』 杉作J太郎著 ちくま文庫


もちろん、こちらも傑作です。


両作品とも今は絶版になってしまい、入手は困難。

当店でも在庫がない状態が続いておりましたが、

ようやく入荷いたしました。


ごく少数となりますので、気になる方はお早めに。


しまおまほさんと著書とセットで読むと、

より楽しめると思いますよ。


ぜひご賞味下さい。