たのしい写真

今日も引き続き、FOILさんの新刊を、

紹介させていただきます。


まずはこちら。


『ただ、それがある』 谷口浩著 FOIL \1890

http://www.foiltokyo.com/book/art/tadasore.html


谷口浩さん、初めての写真集。


なんて知ってる風に書きましたが、

初めて聞くお名前。

勉強不足でお恥ずかしい限りであります。


白を基調にした空間の、

無機物と有機物。


ただ、それがある、世界。


見ているうちに、その奥に広がる、

いろいろな意味を考えてしまいますね。


それが面白い。


次はこちら。


限界集落』 梶井照陰著 FOIL \1470


http://www.foiltokyo.com/book/art/kajii.html#marginal


Fabulousでは『KAWA』と『NAMI』を、

お取り扱いさせていただいている梶井さん。

本職は僧侶だそうです。


本書に写し出されているのは、

日本の原風景。


映画『天然コケッコー』や、

河瀬直美監督の作品の舞台を思い出していただければ、

想像していただきやすいかと思います。


のどかな暮らしぶりに憧憬はありますが、

実際に暮らすとなると躊躇してしまう。


そんなことまで考えさせられる、

大変な労作なっております。


一昨日、昨日とFOILさんの出版物を紹介いたしましたが、

それにしても驚かされるのは、その価格設定。

このクオリティでこの価格は、通常では考えられません。


本当に良心的。


美術系の勉強をされている学生のみなさんにも、

強くおすすめいたします。


そうそう、昨日紹介した、

『Spring Ephemeral Binaural-Scape 3.17』は、

限定2000部のみの出版となっております。


『Spring Ephemeral Binaural-Scape 3.17』 

新津保建秀早見あかり FOIL


気になる方はお早めに。


ぜひご賞味下さい。