静かな力

今日のおすすめ本。

2015年8月5日はこちらです。


『暗闇のなかの希望 非暴力からはじまる新しい時代』

レベッカ・ソルニット著 井上利男訳


 やみくもに希望をもつことは、のっぺらぼうな壁の前に立って、扉が開くのを

じっと待つようなもの。扉が近くにあっても、やみくもな希望が邪魔して、

扉を探そうともしない。このような状況では、絶望してこそ、良い結果が

期待できるのである。閉塞常態にNOと言い、壁に背を向けることもできるのだ。

ある制度、ある場所に絶望すれば、ほかの道を探しに出かけたり、扉を探したり、

あるいは扉を作ることもできる。すぐれた解放運動は壁を叩き割って脱出口を

開いてきたし、また壁はあちこちで崩れ落ちてきた。このように絶望は希望に繋がる。

 真に絶望的な状況では、もうこれ以上は酷いことにならないだろう、そろそろ

峠を越すだろうと念じ、また生き残ることを願うのみである。希望は扉であり、

いやむしろ扉を構想することであり、道は前に延びていると信じることなのだが、

すべての人、すべてのときに対して開かれているわけではない。それでもときには、

絶望している人たちのほうが、当局の代弁者よりも希望に満ちていたりして。

言うならば、根本的な政治改革を実現できそうだと思えることがある。つまり、

無登録移民たちが扉を我慢強く探すのに対して、広報を拝命する代弁者たちは

レトリックでもって壁に頭を打ちつけろと言うだけなのだ。絶望がわたしたちに

要求することはほとんどない。絶望はありふれたことであり、悲しいことに

むしろ安全とも言える。

(「絶望と不満、あるいは壁と扉」本文より)


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