古本屋の店主をしているぐらいなので、
本好きであることは無論でありますが、
年に何度か本を読めなくなることがあります。
目では文字を追っていても、
中身が頭に入ってきません。
原因は不明です。
ただの怠慢といわれれば、
ハイ、それまでよ。
しかしそこは活字中毒者の悲しい性。
常に何かは読んでいたいのですね。
そんな時は既読の軽めのものを、
手に取ることが多い気がします。
今回はこれにしました。
『エコラム』 リリー・フランキー著 マガジンハウス
雑誌『POPEYE』に連載されていたコラム108編を、
単行本にまとめたものです。
一編の長さが4頁くらいなのが、
ちょうどいい。
たまたま開いた頁の最後の一行は、
「ロックン・ロール」。
今日と明日。