疲れすぎて眠れぬ夜のために

ノーベンバー!!

トリプルワン!!!


今月も気持いいことだけいっぱいになってほしいですね 。


今日のおすすめ本。

2015年11月1日はこちらです。


『日本の身体』

内田樹著 新潮社刊


多田 昔から連想行、観想行というのは重要な訓練法ですが、それが、

カタカナ語の「イメージトレーニング」と同じか、どう違うのか。

例えば合気道の技を、全ての感覚を総動員して、心に描く。意識と体感と、

すべてを使って描き、その中に自分を同化させることで、命の働きを

描き出すような状態になる。ところが、じゃあそれが「執着」と

どう違うのかというのが、昔からの問題でね。精神の集中・統一と

傾注・執着は、一枚の紙の表裏のようなものですから。

内田 うーむ。

多田 やり方にもよりますが、自分でもかなり判断することができます。

それは触覚を通してです。たとえば今お話しした一つの動きでも、

描いて直ぐ体で実行してみると、表面の意識によって体が行動するのと、

修練によって得た心の底からの自然な要望で体が自然に動くのとでは、

触覚上のずれを感じる。

(「合気道家 多田宏」本文より)


松田 まずはしこを踏む時の基本動作である腰割りから。立ったまま

肩幅より広く、開きやすい幅で足を開き、上体はまっすぐ伸ばしたまま

腰を降ろしていきます。この時、脛も床と垂直に立てます。膝とつま先の

向きを揃えたまま、降ろせるところまで腰を降ろして下さい。そこから

片足を上げて、重力に任せて床へ踏み降ろすとしこになります。

内田 これは難しい!

(中略)

松田 狭いスペースでもできますし、自分がどこの筋肉を使っているか

よく感じながら踏むと、本当に面白い。残念ながら若い人にはその面白さが

なかなか伝わらないのですが・・・。

内田 こういう動作には、わかりやすい達成感がないからですよ。

「いい感じ」と「悪い感じ」の違いがわかる人には、「いい感じ」に

向って身体がチューニングされていくとか、動きの精度が良くなるとか、

身体の感度が高まるというのはとても楽しいことなんですが、ベンチプレスで

上げられる重量が二〇キロ増えた、みたいな、客観的な数字で明示できる

ものではないですから。

(「元大相撲力士 松田哲博」本文より)


こちらは初版本となっております。

信販売もさせていただきますので、

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69fabulous@gmail.com


日々のおすすめ本から、

貴方のお気にいりの一冊が見つかりますように。




The Birthday NEW ALBUM『BLOOD AND LOVE CIRCUS』。


『モア・ビート』と並べて販売しております。



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