弔鐘はるかなり

3月11日。

東日本大震災から一年がたちました。


『NO MUSIC,NO LIFE? 』ポスターの、

菊地成孔さんとDCPRGの言葉。

少し長いですが引用させていただきます。



「今は大変な時期だとは思いますが、

 じゃあいつ大変でなかったかというと、

 それぞれの時代がそれぞれに大変だったわけで、

 音楽家は今まで通り活動を続けるだけ。

 音楽は、人が人類になったと同時に言葉と同じくらいの速度であったもの。

 人は本能だけでは生きられないので、

 言葉や音楽や文化がなくて生きるのは不可能。

 だから、いつ必要とか、この時代に音楽家が何をディグするべきかとか、

 よくわからないと言うか...いつだって必要で今後も変わらないもの。」


それは音楽に限りません。

映画、写真、本、すべての表現。

自分を、そして人々を、鼓舞してやまない作品。


自分に出来ることは、そういう作品たちをこれからも紹介していくこと。

今日のこの日に、あらためてそう思いました。


犠牲となられた方々の魂に、

安らかな眠りのあらんことを。


心よりお祈り申し上げます。