地下生活者の日記

昨日『映画秘宝』を買いにいったら、

隣にこいつが。

発作的に購入してしまいました。

だって表紙がこれなんだもの。


『CUT』7月号 ロッキングオン


タクシードライバー』のデニーロ。

こ、怖え〜。


特集のテーマとなっている、

「70年代、映画は狂っていたのか?」

という問題はさておき、

この眼は完全に狂ってますよ!


今までにもさんざん出回っていますが、

中に見開きで載っている、

血塗れで顳顬に指を向けている写真。

この顔も凄絶ですね。



「YOU TALK'IN TO ME?」


ラヴィス、あんたやっぱり最高だよ!!


以前は頻繁に購入していた『CUT』ですが、

ここのところすっかりごぶさた。


確かに写真は綺麗なんですがね。

特集がどうも食い足りなくて。

もっと突っ込めよって感じ。


生意気な言い方を許していただけるなら、

いわゆる「オシャレ系」の予定調和を、

逸脱しない感じ。


どうしても『映画秘宝』と較べてしまう。


しかし、この表紙は買わざるをえまいて。

タクシードライバー』の監督と脚本家である、

マーティン・スコセッシポール・シュレイダーの、

インタビューも載ってます。

でかした『CUT』!


これを読まれた方は、こちらもどうぞ。


『〈映画の見方〉がわかる本』 町山智浩著 洋泉社


本書所収の「『タクシードライバー』孤独のメッセージ」は、

出色の『タクシードライバー』論となっております。


え?!

まだ『タクシードライバー』をご覧でない・・・。

では、まず本編からですね。



ぜひご賞味下さい。