2010-10-29 殺戮にいたる病 恐ろしい本を読んだ。 『消された一家 北九州・連続監禁殺人事件』 豊田正義著 新潮文庫 人が人を支配するとはどういうことか。 人はどこまで残酷になれるのか。 怖いのは、これがすべて事実だということ。 主犯格の松永太は自分の無罪を主張。 もちろん弁護士がついている。 どんな気持ちで彼の弁護をしているのだろう。 それを考えても怖くなる。 判決はどうなるのだろう。 最後まで見届けなければ! 人はどうしようもなく闇に惹きつけられる。 それが何より恐ろしい。