エルヴィスとは誰か

にわかには信じがたい話ですが、

暦の上ではもう秋だっていうじゃないですか。


張り込んで新調した向日葵柄の短パンもまだおろしてないのに!


ウーン、夏にはまったく。

ウーン、夏ってまったく。


今日のおすすめ本。

2014年8月9日はこちらです。


『エルヴィスは生きている?』

G.B.ジョルジオ著 小野正恵・平山桂子訳 チャクラブックス刊


 アメリカ人なら、この日、自分がどこで何をしていたかを

忘れてはいない。恐らく、ほとんどのアメリカ人が。もちろん、

私も、他のアメリカ人同様、あの日のあの瞬間のことは、

恐ろしいほど鮮明に記憶している。(中略)

エルヴィス・プレスリーが死んだ」

 DJは、今、確かにそう言った。

「今日、メンフィスにて、エルヴィス・プレスリーが42歳の若さで

死亡しました」

 混乱、驚愕、そしてショック。私はエルヴィスのファンでは

なかったし、レコードも持ってはいなかったし、テレビ映画以外、

エルヴィスの映画をわざわざ劇場まで観に出かけるほどの興味も

持っていなかった。もちろん、コンサートに足を運んだこともない。

彼に関する情報も、新聞や雑誌で得た程度のごく一般的なものしか

持ち合わせてはいなかった。

 それでも“エルヴィスの死”は、私を混乱と驚愕とショックの渦の中に

巻き込んでいた。他の何百万人のアメリカ人がそうであったように。

エルヴィスはアメリカそのものだったのかもしれない。

(本文より)


こちらは現在絶版となっております。

信販売もさせていただきますので、

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日々の“おすすめ本”から、

貴方のお気にいりの一冊が見つかりますように。