「踊る大捜査線」は日本映画の何を変えたのか

日劇場で映画を鑑賞しておりましたら、

「2012年女性が観たい邦画ランキング第1位!!」

なる映画の予告編が始まりました。


なにやら「干物女」と呼ばれるぐうたらな女性が、

ベスパに乗って『ローマの休日ごっこをしたり、

ローマの街角でどじょうすくいをしたり、

スペイン広場の階段を転げ落ちたり・・・。


観ているこっちが赤面してしまう場面の連続。

劇場にも気まずい空気が流れておりました。


TVドラマの映画化ですから、

きっとドラマの視聴率は高かったのでしょう。

主演の女優さんにも悪い印象はありません。


本編を観ずに作品について語ることについては、

忸怩たる思いがいたします。


それでもなお。

この予告編はひどすぎる。

少なくとも1800円を払ってまで、

劇場で観たいとは思いません。



もういいかげん映画だからって海外でロケするのはやめませんか。

いつの時代のスケールアップだよ。


せめて、せめてもう少しだけでも。

映画に対して真摯に向き合ってほしいと思います。