昨日に続いてアニメーションの話を。
テレビで放送されるアニメ作品を毎週心待ちにするなんて、
いつ以来のことでしょう。
ああ。
思えば『ルパン三世 PART3」が、
リアルタイムで観ていた最後の作品ですね。
『新世紀エヴァンゲリオン』も完全に後追いでしたので、
四半世紀以上ぶりかもしれません。
ついに京都での放送が始まりました。
『氷菓』。
原作は米澤穂信さんの同名小説。
神山高校古典部を舞台とした「古典部シリーズ」の一作目ですね。
米澤さんの高校生ものといえば「小市民シリーズ」もありますが、
その話はまた別の機会に。
米澤さんの作品といえば、ほろ苦い読後感が大きな魅力ですが、
それは『氷菓』にも共通しています。
この世代特有の諦観のようなもの。
青春の正しい姿。
今回のアニメでも、そこがうまく表現されていました。
原作小説は現在5作が発売。
今回のアニメ化でどこまで映像化されるのでしょう。
またひとつ楽しみが増えました。