今日は三連休の最終日で成人の日。
店に来る間にも振袖姿のお嬢さんをお見掛けしました。
みなさんずいぶんと晴れやかな顔をされていて、
なんだかこちらまで嬉しくなってきますね。
自身の成人式を振り返ってみるに、
遠い記憶の底に沈んで記憶は朧げ。
なにしろ四半世紀近く前のことですから。
憶えているのは自分の着ていた一張羅が、
当時流行のソフトスーツで今考えると非常に滑稽なのと、
DESIREの中森明菜さんそのままの振袖を着た、
同級生がいたこと。
お若い方はおわかりになりませんね。
参考にどうぞ。
髪型もそっくりこのとおり。
今でも鮮明に憶えています。
あの頃はまさか自分が将来古本屋の店主になろうとは、
夢にも思っておりませんでした。
何も考えずに日々を過ごしておりましたのでね。
本を一冊も捨てずに置いておいたことだけは、
ほめてやりたいと思います。
新成人のみなさんに何か一言なんて柄でもありませんが、
今読まれている本はみなさんの中にしっかり残ることでしょう。
まあ、いくつになっても消えない、心の拠り所のようなものです。
人生を共にする本達と、一冊でも多く出会えますように。