今日も『映画秘宝』の話を続けたいところですが、
みなさんそろそろ辟易されそうなので、
閑話休題して次の話題にまいりましょう。
久々に週刊誌というものを買いましてね。
これ。
もちろん巻頭グラビア「原色美女図鑑」の綾瀬はるかさんが目当て・・・、
ではありませんよ!
「新春スペシャル文春映画館」という頁に、
お題は「2011年のすごい映画!」。
日本とアメリカ、ひいては世界の現状が、
2011年の映画にどのような影響を与えていたのか。
お二人の対論の中から浮かび上がってきます。
「ポスト・グローバル」「老人映画」「戻るべき場所」などなど。
特に気になったのは内田さんの、
について学習するためにハリウッドバカ映画を観続ける、
という一節。
この「集合的無意識」とは「大衆の欲望」であり、
「恥ずかしくて人前で口にできないような欲望」
のこと。
2011の映画が描いた「欲望」とは?
この後日本映画への言及も続きますので、
ぜひ本書をお読み下さい。
しかし今年も観逃してしまっている作品が多いですね。
これとか。
http://www.youtube.com/watch?v=HLPbja1mc3A:MOVIE
『ブルーバレンタイン』 デレク・シアンフランセ監督
これとか。
http://www.youtube.com/watch?v=5ru4xwnVCPo:MOVIE
『猿の惑星・創世記』 ルパート・ワイアット監督
これも観たほうがよかったのかなあ。
http://www.youtube.com/watch?v=hYvHyNjGM7o:MOVIE
来年はもっともっと映画を観ないと。
「欲望」に忠実な面白い作品に、
一本でも多く出会えますように。