神の火

福島第一原子力発電所

予断を許さない状況が続いています。

現場で作業をされている方の無事を祈るばかり。


原発といえば、思い出すのは1979年公開のこの映画。


太陽を盗んだ男』 長谷川和彦監督


中学の理科教師が原発からプルトニウムを盗み出して原爆を製造、

国家に対して次々と要求を繰り広げていくという物語。


主人公の理科教師を演じるのは沢田研二

この頃のジュリーは本当にカッコいいですね。


公開当時のコピーは

「日本でも原爆を作った男がいた!』

でした。


こういうテーマの映画を、

旬のスター俳優を起用して製作し、

大手配給会社が公開する。


自粛流行りの今となっては考えられません。


この映画を観た後では、

プルトニウムは経口しても安全☆」

なんて言われても全然信用出来ませんよ。


やっぱり原発は怖い。

この素直な気持ちが大事なのかもしれません。


純粋なエンターテイメント作品としても、

比類なき面白さ。


ぜひ賞味下さい。