御松茸騒動

復活!!!

今日のおすすめ本。

2017年9月16日はこちらです。


『松茸ハント』

藤井豊一著 築地書館


 国産ものの松茸といえば皆さんの認識はどのようなものだろうか。

 国産ものなどと呼ぶのは私達の世代にとって甚だ違和感があるのだが、

現在は韓国産をはじめ、北朝鮮、中国、白っぽいカナダ産にいたるまで

かなり大量に輸入されており、これらと当然区別さざるを得ないからである。

 松茸といRばまず脳裏に浮かぶのは、その芳香とか美味よりも、まず貴重品、

高価、といった希少価値のほうが一般的であろう。

(中略)

 世のキノコ狩りの解説書には『昨今では、マツタケの生えている実際の様子を

目にする機会は絶望的といえるほどむずかしくなってしまった』と書かれている。

 果たしてそうであろうか? 一般には確かにそうかもしれない。

 しかし私の場合は甚だ心外なのである。

(中略)

 誰が入ってもよい山(野山という)は全国にいくらでも存在する。秋には

それらの山々で近在の人々が、山のダイヤの松茸をわんさと採っているのである。

 中には一日で数キロをものにする人もある。

 山歩きをいとわぬ人であれば、松茸は意外なほどあなたの身近に存在する。

 あなたも自らの手で松茸を採れる。コツさえわかればいとも簡単に採れるのである。

 さあ皆さん! 秋ともなれば勇躍松茸ハンティングに出掛けよう!

(本文より)


こちらは初版本で現在絶版となっております。

信販売もさせていただきますので、

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日々のおすすめ本から、

お気にいりの一冊が見つかりますように。

今日も明日も明後日も。

ごきげんよくお過ごしください。